「人のも自分のも、全部自分のもの!」
そんなどこかのガキ大将のような考え方の人を姑に持つ知人がいます。
今回はそんな姑のやらかしたガキ大将エピソードを3つご紹介します。
ftnews.jp

①人の物は私のもの

結婚したばかりのころ、お正月の集まりで義実家に行きました。
すでに親戚が集まっていたのですが、
到着するなり姑は「明けまして……」とあいさつする間もなく、

「あんたらの家にある自転車、今使ってへんやろ? 叔母さんが自転車必要らしいから、あげていいやんな?」
と言い出しました。

あまりに話が唐突すぎることにも驚きましたが、
そもそもうちには使っていない自転車なんてありませんし、そんな話をしたこともありません。

以前私が「最近、自転車に乗る回数が減った」という話をしたことがありました。
おそらくですが姑の中で「乗る回数が減った」→「使っていない」→「あげていい」と勝手に変換されたようです。

旦那が「使ってない自転車なんてないから。」と伝えてくれましたが、姑は
「えっ、そうなん? でももうあげるって言ってもうたからなぁ。……あげたら?」

とさらにとんでもないことを言い出します。

その言葉に旦那は「人のもん勝手にあげる約束すんなや。」とイライラし始め、あやうく一触即発でしたが、ここで叔母さんが
「いや、使ってるんだったら大丈夫!」と言ってくれたので、お正月からバトルにならずに済みました。

②人の時間も私のもの

数年前、私の勤めている会社が在宅勤務を導入しました。
それまで朝の準備や通勤でかかっていた約3時間が自由になり、私はとても喜んでいました。

その話を義実家で何気なく話したときの義両親の反応がこちらです。

義父「最近は出勤しなくても仕事ができるなんてすごいな!」

姑「その3時間余ってるんやんな? ほなその分うちの家事してもらおう!」

おそらく義父の反応は、一般的だと思います。
それに対し、私の自由な時間を自分のために有効活用しようとする姑は、さすがだなと思いました。