婚活はあれこれと費用がかかるもの。女性は洋服代や美容代が必要ですよね。知人のA子は、姑から義妹の婚活服を作るように頼まれましたが、その内容は理不尽なものでした。今回はA子の体験したヤバい義実家のエピソードをご紹介します。
お金持ちと結婚って……?
「お金持ちと結婚? どうやって?」と疑問に感じたA子に、B代はハイスペックの男性を狙って、C美が高額の結婚相談所に入会したことを説明しました。
医師や弁護士などのハイスペックな男性を紹介してくれる代わりに、入会時に数十万円必要で、月会費も一万円以上するのだとか。
C美はそこで親からの費用で婚活をしているものの、うまくいってないと言うのです。
婚活は長引くほど費用が膨らむもの。洋服代の節約のため、A子に低予算で依頼してきたことが見えてきました。
話を聞いたA子は、言葉を失いました。
というのも、C美は無職の実家暮らしで、家事も母親任せ。取り立てて美人ではないし、実家も名家や裕福ということもありません。
ハイスペック男性が相手にするとは思えなかったのです。
まっとうな意見に怒る姑
A子は「洋服の前に、定職に就いて家事ができるようになるのが先では?」と意見しましたが、B代は「C美はかわいいし、性格も優しい。C美の良さをわかってくれる男性がいるはず」と娘びいきで聞く耳を持ちません。
A子が「いや、でも……」とさらに意見しようとすると「C美の結婚を妨害するなんて!」と的外れな怒りをぶつけきたB代。粘っても洋服を作ってもらえないとわかると、「ひどい女だ!」と悪態をついて帰って行きました。
その後3年が経ちますが、C美はいまだに婚活中。B代たちは生活費を節約をして婚活費用を捻出しているのだとか。
A子は「早く現実を見ないと手遅れになるのに」と思いつつ、怒りに触れることを恐れて見ないふりをしているそうです。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:愉子