今や、男性も取るよう推進されている<産休・育休>。性別問わず社会で働きやすくなった現代では、夫婦で協力して子育てすることが重視されるようになってきました。しかし、今でも古い考えを持つ人もいるようで......。筆者の友人A子に起きた、産休にまつわるお話をどうぞ。

社長がガツンと叱って味方になってくれた!

中に入ると、待っていたのは笑顔の女社長とすっかり青ざめた上司。

上司は態度を一変させ、私にこれまでのことを平謝りして出て行くではありませんか!

ぽかんとしている私に
「ひどい言葉を言われていたのよね、気づけなくてごめんなさい」
と社長から謝罪を受けたのです。

どうやら、心配した同僚が社長の秘書に相談してくれた様子。

「会社の制度なんだから、しっかり使っていいのよ」
「母子ともに元気であるのが一番よ」

社長からの温かい言葉に、思わず涙がこぼれました。

その後は上司も何も言わなくなり、しっかり産休も育休も取れました。
今でも、同僚や社長には感謝しています。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:一瀬あい