社会人になると、名刺交換をする場面があると思います。しかし職業によってはなかなか機会がなく、研修以来何年もお飾りの名刺を持っている、なんてことも。今回は、私の友人Aさんが初めて名刺交換をしたときの、やらかしエピソードをご紹介します。

異動後初めての名刺交換

客先訪問当日、いざ名刺交換しようとすると、財布に入れていたせいで名刺の角がぐにゃぐにゃに折れていました。

さらに研修以来、名刺交換をしたことがなく、手順もよくわからずグダグダ。上司の交換を見ながら真似してみるも、財布の上に名刺を置いて渡すという事態になってしまいました。

そして交換した名刺は名刺入れの上に置いて話を続けるのがマナーですが、Aさんには名刺入れがないので財布の上に置いたまま商談をするしかなく、恥をかきました。

会社へ帰ると

やらかしてしまったと思いながら会社へ帰ると、上司に「名刺の用意しておいてって言ったよね。あんな人初めてだよ。お客様からの印象も悪くなるから次から気を付けてね」と怒られてしまいました。

名刺交換のマナーなど、日常生活では必要ないようなルールはなかなか難しいですよね。Aさんには今回の失敗を活かして、次の名刺交換は成功させてほしいです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:夏野ゆきか