社会人になると、名刺交換をする場面があると思います。しかし職業によってはなかなか機会がなく、研修以来何年もお飾りの名刺を持っている、なんてことも。今回は、私の友人Aさんが初めて名刺交換をしたときの、やらかしエピソードをご紹介します。
システムエンジニアとして就職
Aさんは新卒で東京のIT企業にシステムエンジニアとして就職しました。基本的には在宅勤務、たまに出社するという仕事スタイルです。
入社5年目になるとき、Aさんは年度の切り替え時の組織再編成で部署異動が決まったのです。立場も今までのチームメンバーからチームリーダーへ昇格し、業務内容にも多少の変化が出てきました。
取引先を訪問することに
部署異動をしてまもなくすると、今まで経験したことのなかった取引先への訪問が決まりました。その際、上司に「名刺を用意しておいてね」と言われたので、新年度で作り変えたばかりの名刺を用意。それはよかったのですが、名刺入れがないことに気づきます。
しかし、Aさんは今まで名刺交換なんてする機会がなく、これだけのために買うのはもったいないと考えたのです。そして、お財布に名刺を入れて客先へ向かいました。