「私が男性だったらこんな彼女が欲しい!」と思うような女性が振られてしまう話を聞いたことはありませんか? 私の友達Sちゃんは誰が見ても素敵な彼女だったのに、突然彼氏に振られてしまいました。その驚きの理由とは…?

なぜ!? いい彼女になったのに彼氏から突然の別れ話が…

しかし、交際4ヶ月後にSちゃんは「愛が重すぎる」と突然振られてしまいます。

Sちゃんにそんなつもりはなかったのに、彼氏は結婚をせがまれているようなプレッシャーを感じていたのです。

「最初は部屋の掃除や食事を作ってくれることが純粋に嬉しかった。だけど、だんだんお返しを求められているような気がして辛くなってきたんだ。俺に文句を何も言わないのも、無言のプレッシャーに感じた。Sちゃんの期待に応えられない俺が悪いんだと思う」

そう言って、彼氏はSちゃんに謝罪し頭を下げました。

2人目の彼氏からも別れを切り出されたSちゃんですが、今度はすがる気にもなりません。自分の努力が空回りしたことが、ただただ虚しく感じて、別れ話を素直に受け入れました。

恋愛は相手の気持ちに寄り添うことが大切

「もう恋愛がわからない」と言って、やけ酒するSちゃんに付き合ったのは私です。「甘えすぎてもダメ、尽くしすぎてもダメ、じゃあどうすればいいの!」と、愚痴を吐きまくるSちゃん。彼女は彼氏のために精一杯頑張ったのですから、愚痴も言いたくなるでしょう。私はひたすら話を聞きながら「そうだね」と共感の返事をし続けました。この時のSちゃんに必要なのは話を聞いてくれる人。アドバイスは不要でしょう。

そんなSちゃんですが、現在は結婚して幸せな家庭を築いています。旦那様とは喧嘩もするけどお互い素直な気持ちを話せる関係のよう。「若いころの私は、相手のためと言いつつ自分がどうしたいかだけを考えていたのかも」とSちゃんは言います。

今は「どうしようか?」と、旦那様と一緒に考えながら物事を進めているSちゃん。「大好きな人だからこそ、お互いの気持ちをきちんと言葉で伝えることが大切だよね!」と幸せそうな笑顔で語ってくれました。相手の気持ちに寄り添いながら、自分の気持ちにも素直になることが、恋愛の秘訣なのかもしれませんね。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:ききた