20代前半で結婚
私は20代の前半で授かり婚をしました。夫は2歳年上の一人っ子。妊娠がわかったときにとても喜んでくれて、すぐに結婚しようと言ってくれたのです。
しかし、この結婚が面白くなかったのは義母。結婚の挨拶に行った時から実家の資産状況などを平気で聞いて来たり、夫にだけ話しかけて私を無視したりと嫌がらせをしてくるような人でした。
「結婚は早すぎる」と最初は反対されましたが、夫がどうしても結婚したいと譲らず、ついには両家の親たちも認めざるを得ない状況になったのは確かです。でも、ここまで想像を絶するような仕打ちを受けるとは、思いもしませんでした。
出産の準備が気に入らない姑
私は妊娠を機に仕事を辞め、夫は「これからお金がかかるようになるから」と頑張って転職しました。転職を機に、義実家から少し離れた職場近くのアパートへ引っ越したのです。
この引っ越しも面白くなかった義母。大事な一人息子が近くにいなくなったことに対して、ものすごい勢いで文句を言い出しました。そして、私に対する嫌がらせがどんどん加速していったのです。
妊婦なのに……
私は悪阻がひどく、あまり動けない状態が続きました。実家では私の母が祖母の介護をしていたのであまり頼ることはできず、夫と2人で何とか生活していたのです。
義母は片道1時間ほどかかるのに、頻繁に我が家へ顔を出すようになりました。私が悪阻で寝込んでいると分かっているのに、強い香水をつけて来たり、私に灯油缶を買いに行かせたあげく玄関先まで運ばせたりと、数えきれないほどの嫌がらせをしてくるのです。
そしてある日、義母が連絡もせずに家に押しかけてきて、寝ていた私にこう言いました。
「ちょっと掃除がちゃんとできてないじゃない。●●(夫)がこんな家に住んでると思うとかわいそう。」
姑の暴言
あまりの非常識さに私は怒りを抑えられなくなりました。具合が悪くて寝ているのに、完璧な掃除まではできません。今日は帰ってほしいとお願いすると、義母はさらにとんでもないことを言い出したのです。
「●●(夫)のことを誘惑したふしだらな女だけあって、言いたいこと言ってくれるじゃない!」
「いくら孫でも、あんたの産んだ子どもなんて可愛がれるとは思えない! 早く離婚してくれない?」
私はあまりのひどい発言に腹が立ち、義母を追い出すように帰しました。