モラハラ夫やマザコン夫の背景には、そんな男性に育ててしまった姑の存在があることも少なくありません。そして、結婚してもなお姑の存在は大きいものです。というわけで今回はモンスター姑とモラハラ夫に悩まされたエピソードを筆者の友人に聞きました。

実際には、姑と夫が一緒に暮らすのは10年ぶり。
高齢の姑には夫の世話は負担が大きく、数日で「身体が言うことを聞かない」と音を上げました。

夫は夫で、A子より料理が下手で細かい気遣いもない姑との生活がだんだん苦痛に。
その結果、夫はA子に「やっぱり居候はやめて家に帰る」と言い出しました。

す、すみませんでした(涙)

しかしA子は「もう帰ってこなくていいよ。あなたが家にいないほうが私も楽だし」と冷たく返答。

夫はA子が心底怒っていることにやっと気付き、慌ててA子に謝罪しました。

そして、今後は家事も育児もしっかり分担すること、いちいちA子と姑と比べないことを条件に、なんとか家に戻らせてもらったそうです。

まとめ

親は大切にしなければなりませんが、自分の家庭を蔑ろにしては元も子もありませんよね。
ましてや姑を引き合いに出して妻を蔑んでは、「帰ってこなくていい」と言われても仕方ありません。
A子の夫も姑も、これを機に反省して態度を改めてくれるといいのですが……。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの