旦那の浮気問題に頭を悩ませている女性は少なくないですよね。今回のお話は、旦那の女関係に悩んでいた私の体験談です。パパ大好きな娘のはずだったのですが……?
旦那は娘をモノで手懐けていた
旦那は、娘が小さい頃から、彼女がほしがるものを際限なく買い与えていました。
私が「ダメだよ、それはクリスマスに買ってあげるから、今は我慢して」と諭しても、
旦那が「いいじゃないか、安いもんだし!」と買ってあげてしまうのです。
そのため、娘は「パパ! パパ!!」と私より旦那に懐いていました。
「パパ大好き!」と言っていた娘ですが
年月が過ぎ、娘は高校生になりました。
一方で、旦那は夜遊びが激しく、深夜に帰宅するようになりました。
私は、娘に
「お父さんは何をやっているんだろうね? 早く家に帰ってくればいいのに」
と聞かれましたが、本当のことは言えませんでした。実は、旦那は浮気をしているのです。
私は旦那の浮気に気づいていましたが、離婚をすれば、娘を傷つけてしまうかもしれない。
「あなたが大好きなパパは浮気しているのよ」なんて娘には言えずに、私はいつも
「さぁ……」とだけ濁していました。
旦那から香水の匂いがして、娘は遂に勘づいた様子
そんなある日のことです。旦那がジャケットから香水の匂いをプンプンさせながら帰宅したのです。
娘もさすがにおかしいと気が付いたようで、
「パパ! なんか女ものの香水の匂いがするけど、どうしたの!?」と問い詰めました。
旦那は娘の鋭い指摘にタジタジ。
「あー、どうしたんだろうな? 会社の若い子達と飲んだからそのときに匂いがついたのかな?」
なんて言ってとぼけていました。
朝帰りも平気でするようになった旦那に離婚を切り出すと……
私は、娘を傷つけるのが嫌で、旦那に浮気を問い詰めるようなことはしていませんでした。
しかし、旦那の行動はだんだんとエスカレート。
遂には平気で朝帰りをするようになり、とうとう私の堪忍袋の緒が切れました。
私は朝帰りした旦那を捕まえて「離婚しよう」と切り出しました。
けれど、旦那は
「は? 離婚だと? そんなの娘が嫌がるだろう。俺のこと大好きなんだから」と娘を理由に反論してきたのです。