非日常を求め、のどかな田舎へ観光に出掛けた知人女性。
そこで美しい思い出を紡ぐハズが、思いがけぬ怪異に遭遇してしまうことに......。
信じるか信じないかは、あなた次第。今回はそんな、奇妙なエピソードをお届けします!
そこで美しい思い出を紡ぐハズが、思いがけぬ怪異に遭遇してしまうことに......。
信じるか信じないかは、あなた次第。今回はそんな、奇妙なエピソードをお届けします!
真相は霧の中に......
「あれ? 写真が無いわ......。確かに、撮ったハズなのに......」
帰宅してスマホを見ると、何故かカフェで撮影したはずの写真が1枚も見当たりません。
また、そのお店の名前をネットで検索しても、全くヒットしないではありませんか。
しびれを切らした彼女が再び車でカフェを訪れようとすると、何故かカフェが見つかりません。
「前は、ここにあったハズ」と思っても、そこには雑木林しか見当たらないというのですから不気味です。
知人女性曰く、カフェ好き仲間の何人かがそのカフェを訪れたことがあるといいます。
写真や記録には残らないものの、記憶に残っていることから、彼女の体験も実際にあったことなのでしょう。
「何か条件が揃った時にしか、辿り着けないお店なのかもね」ということで、彼女やカフェ好き仲間の間では落ち着いているようです。
行ってみたい気もしますが、もし戻って来れなかったら......なんて不安を掻き立てる、不思議なエピソードでした。
※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
ltnライター:六条京子