誰にでも浮き沈みはあるものですが、沈んだ気持ちのまま前を向けずにいる人も多くいることでしょう。筆者の友人もなかなか前を向けずにいたのですが、ひょんなことから奇跡が起きたという話を聞かせてくれました。

同級生に再会! 話を聞くと、同じ境遇だった

「A男だよな? 俺、中学の時のBだよ!!」

なんと配達にきた男性が、まさかの同級生だったのです!
綺麗なピザ屋の制服に身を包むBを見て、頭も髭もボサボサのA男さんは自分を恥ずかしく思いました。

しかしそのまま話が盛り上がり、後日改めて会うことに。
久しぶりに会ったBの話に、A男さんは驚きを隠せませんでした。
なんとA男さんと同じ状況になっていて、仕事を退職していたのです。
そうして現在リハビリもかねて、ピザ屋でアルバイト中とのこと。

「一緒に稼いでさ、一番高いピザ食おうぜ!」

そう笑いながら言ってくれた一言で、なんとなく生きる希望が見えました。
そのままA男さんは、Bと一緒にピザ屋で働くことに決めたのです。そして……!

あの時注文してよかった。俺にとってピザは、生きる証!

なんと現在、A男さんはピザ屋の店長に!
社会復帰のリハビリをかねて始めたピザ屋でしたが、思っていたより面白く、自分の性に合っていたそう。

あの時Bに会えていなければ、今頃自分は生きていないかもしれない。

大好きなピザが、まさかの生きる希望になったお話でした。

まとめ

今でも彼は忙しく、そして楽しそうに働いています。
これからも自分らしく、楽しく頑張ってくださいね!

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:Yukky111