カボチャのオレンジとゴシックな黒で、ビビットな飾り付けが印象のハロウィン。
その非日常的な雰囲気は、非常に魅力的ですよね!
ですが、楽しいイベントといってもハシャギ過ぎは禁物。
今回は、そんなハロウィンにまつわる知人女性の体験談を紹介しますね!

ドアを開けると……

ハロウィンの日の夕方、知人女性の家のインターフォンが急に鳴りました。
「誰かしら?」と思って彼女が玄関に向かうと、そこには息子のお友達S君が立っているではありませんか。
知人女性の息子とS君は、同じ保育園に通っているのです。

「お菓子をくれなきゃイタズラするぞ!」と、黒い帽子とマント姿のS君が急に言い出すものですから、知人女性も正直、面喰ってしまいました。
確かに今日はハロウィンですが、だからと言ってアポ無しの来客は困ってしまいます。

「ま、子どもだし仕方ないか……」
あいにく、棒付きキャンディ位しかお菓子が見つからなかったので、知人女性はS君に3本キャンディを「どうぞ」と笑顔で手渡しました。
S君は「ありがとう~」と可愛らしい笑顔で帰って行きました。

ママ友の発言にビックリ

ハロウィンの日の翌日、保育園で急にS君のママから「ちょっと!」と声を掛けられた知人女性。
何事かと思い振り返ると、S君ママは何故か不満げでした。

「昨日、息子にお菓子を貰いに行かせたけど、キャンディなんてショボ過ぎでしょ? それともお宅はハロウィンだってのに、お菓子すら自分の子どもにあげてないのかしら?」
S君ママの言葉に、知人女性は唖然としてしまいました。

知人女性の家では、ハロウィンモチーフのパンプキンパイを焼いて、夕食後のデザートに皆で美味しく食べていたところでした。それに、季節のイベントを行うか行わないかはその家の自由ですし、いきなり子どもを人の家にけしかけておいて、その発言はあんまりでしょう!

ですが言い争っても無駄だと思っていた知人女性は、適当にS君ママの言葉を受け流しておきました。
そして後に、S君ママには天罰が下ることとなります。