皆さんはタクシーの相乗りをしたことがありますか? 友人同士で同じ目的地に向かうための相乗りは経験があるとは思いますが、見知らぬ人との相乗りを私は何度か経験したことがあります。今回は私が体験した「嘘でしょ!?」と思わず叫んでしまうようなエピソードをご紹介します。

うまい作戦と思いきや、裏目に出た……

しかし、ここで知ったのが、私の家が1番遠かったことです。本当だったら車で30分程度の場所なのに、もうこれはしょうがないと思い、途中で降りるお兄さんたちを見送りながら乗り続けました。

そして2時間後、ようやく自宅に到着しました。時刻は夜中の1時半、やっとの思いで帰宅できたのに、最後に驚愕の事実が待っていたのです。

なんと、お兄さんたちは自分が降りた場所までの運賃を払っていなかったのです! 延々と2時間走り回ったタクシー代金は、なんと2万円。財布の中にはアルバイト先で週払いで貰う手取りの給与袋があり、中には2万円が入っていたので、それでお会計をしました。

相乗りという素晴らしいアイデアだったと思ったのに、まさか相乗りした人たちがお金を払わないことがあるなんて、夢にも思いませんでした。こんなことなら、近くのビジネスホテルに泊まればよかったと、心から反省しました。

ltnライター:南さおり