皆さんはタクシーの相乗りをしたことがありますか? 友人同士で同じ目的地に向かうための相乗りは経験があるとは思いますが、見知らぬ人との相乗りを私は何度か経験したことがあります。今回は私が体験した「嘘でしょ!?」と思わず叫んでしまうようなエピソードをご紹介します。
アルバイト帰りに電車が止まった!
これは大学生時代の話です。アルバイトが終わって終電に乗って帰宅していると、なんと途中の駅で人身事故があり、電車が運転見合わせになってしまいました。
私はその先で1回乗り換えをしなければいけなかったので、もうこのまま運転再開を待っていたら、最後の乗り換えに間に合わないと判断し、即改札を出てタクシーを探しました。
タクシー捕獲のために激戦が! 「あの! 一緒に乗ってもいいですか!?」
そしたら、同じように考えている人たちがたくさんいて、みんながタクシーを止めようとしていたのです。周りは体の大きい男性ばかり、タクシーの運転手さんもどこに止まればいいのか戸惑い、「おい、こっちが先に手を上げてたんだぞ!」と怒号も飛んでいました。
これはなんとかしないと一生家に帰れない! と思ったところで、目の前の男性の前にタクシーが停車しました。その瞬間に「あの! 相乗りしませんか!? 途中まででもいいので!」と言ったところ、「あ、いいですよ!」と言ってくれたのです。
よっしゃー! と喜んでいると、その後ろから走ってきたお兄さんが「俺も相乗りさせてください!!」と言ってきたので、3人で相乗りをして帰ることにしました。