おじいちゃん・おばあちゃんが子育て世代をサポートする形で育児に関わってくれるのはありがたいですよね。しかし中には、孫への愛情が暴走してしまう方もいるようです。今回は、筆者が出会った孫に対して過剰にまでのしつけやマナーを求めるおばあちゃんの話をご紹介します。

おばあちゃんは近所でも有名な私立幼稚園の先生

わが子の同級生A君のおばあちゃんは、私立幼稚園の主任です。

その園は昔から、しつけに厳しいことで有名で、食事のマナーが悪いと叱り飛ばしたり、活動中は私語を禁止したりと子どもたちにとってはかなり窮屈だったようです。

A君のおばあちゃんも例外ではなく、園の教育方針を引き継いだかのように、孫のしつけにもとても厳しい人でした。

孫に異常なまでのマナーを押し付ける

A君が3歳ごろから、道端でご近所の方に会ったとき、おばあちゃんは孫の声が小さいと何度も挨拶をやり直させることがありました。

成長するにつれ、今度はお辞儀の角度が悪いと言い出し「ここまで下げるのよ!」とA君の頭を押さえつけることさえあったのです。

なので、近隣の方やママ友の間では「あそこのお孫さん本当にかわいそうよね」といつも噂されていました。