通勤ラッシュ時に電車遅延が起きてしまうと、大変ですよね。
ぎゅうぎゅう詰め状態に加え、仕事に遅れそうな焦りで、電車内には少しピリッとした空気が漂います。
そんななか、トラブルに巻き込まれてしまった私が実際に体験したお話です。
ぎゅうぎゅう詰め状態に加え、仕事に遅れそうな焦りで、電車内には少しピリッとした空気が漂います。
そんななか、トラブルに巻き込まれてしまった私が実際に体験したお話です。
思いっきりタックル!
どうがんばっても人が入れる状態ではないのに……。
明らかにこの女性のせいで出発が遅れています。
乗客はツラい体勢をなんとか保っている状態で、
私は下を向き、ひたすら「お願いだから早く出発してほしい」と願っていました。
すると、ドンッ! といきなりお腹に痛みが走りました。
「痛っ!!」と思わず声が出る私。
はじめは何が起こったのか一瞬わからなかったのですが、
なんとこの女性が助走をつけて思いっきり突っ込んできていたのです。
つまり、私のお腹にタックルをしたと。
これだけでも十分とんでもないのですが、さらにびっくりしたのは、
この女性、もう1度タックルしようとしているのです。
いや、ほんとやめて。
謝ったり諦めたりするどころか、もう1度タックルなんて、何を考えているんだこの人は、と自分の目を疑いました。
駅員さんが複数人来て「危険な行為はやめてください!」と女性をとめてくれたおかげで、2度目のタックルを受けることなく、電車は女性を置いて出発しました。
焦っているのはわかるけど
焦る気持ちはわかりますが、タックルはダメですよね。
余裕がないと、とんでもない行動をしてしまうこともあるんだなと思いました。
ちょっと余談ですが
タックルされたとき、駅員さんや周りの乗客の方が「大丈夫ですか?」と声をかけてくれました。
みんな大変な状況なのに、私を心配してくれる優しさに思わず感動しました。
タックルはもう受けたくありませんが、人の優しさにも触れることができた経験でした。
ltnライター:橘るい