世代が変われば、常識も変わってきますよね。
そして、それを理解してくれる人もいれば、そうでない人もいます。
今回は友人から聞いた、古い価値観を押し付ける人のお話です。

丁寧かつしっかりとした論破

娘「おばあちゃんの時代は大学に行く女性は少なかっただろうけど、いまは半分くらいの人が行ってるよ。

それに初婚年齢は、ほぼ30歳。ちなみに、どっちも男女差はほとんどないの。

おばあちゃんの時代とはだいぶ変わってるんだよ。

それに、どうするかは私が決めるの。おばあちゃんじゃない。」

と、娘は丁寧かつしっかりと論破しました。

母「……えび??」

子どもだと思っていた孫からのまさかの論破に、母は一瞬ひるんだ様子でしたが、おそらく何かしら反論するだろうことは目に見えています。

まさに母が反論しようと口を開いたとき、それを制するように、娘がさらに追い打ちをかけます。

娘「もしこれ以上、『どうしても大学行くな、早く結婚しろ』と言うなら、私が納得できるほどの理由を説明して。あと、もちろんエビデンスも出してね。」

母は、しばらく考えて

母「……えび? えびが必要なの?」

Aはたまらず吹き出してしまいました。

娘は丁寧に説明していましたが、母には理解できなかったようで、
最後は、「わけのわからない言葉を使うな!」と怒って帰って行きました。

母は、孫に口論では勝てないと思ったのか、それから一切口出ししなくなったということです。

娘いわく、最近インターネットの動画でエビデンスという言葉を覚えて、どこかで使ってみたかっただけだったとか。でも、そのおかげなのか、母は口出ししなくなりました。

ltnライター:橘るい