筆者の知人Aさんから聞いた話です。Aさんは地味で質素な暮らしをするのが好きでした。Aさんが好んでしている生活でしたが、あるママ友には貧乏扱いされバカにされてしまっていたとか。しかし、ある出来事がきっかけでそのママ友は手の平を返し態度を激変させたそうなのですが……?
地味で質素な暮らしが好き
Aさんは5歳の子供を育てるママです。Aさんは地味で質素な暮らしを好んでおり、幼稚園への送迎や園のイベントでも自分スタイルを貫いていました。
Aさんの自分スタイルは、化粧っ気はなくいつも同じ服を着回すというもの。そんなAさんを見て、あるママ友がPさんがAさんのことを貧乏だと勘違いしバカにしてくるようになったのです。
オシャレで派手なママ友Pさんからすれば、Aさんが好んで地味な格好をしているはずはなく貧乏だからできないのだという考えになったのでしょう。
「貧乏だもんね〜」バカにされる日々
PさんはAさんのことを貧乏扱いすることをやめませんでした。ママ友たちとのランチの誘いを断るAさんを見ると「Aさんは貧乏だから仕方ないよね〜」と貧乏をバカにするような発言をいつもしてくるのです。
Aさんがランチに行かないのはお金がないからではなく、家で作ったごはんがあるからです。貧乏だというのは誤解でしたが、Aさんは気にせず訂正もしませんでした。
夫婦揃っての参観日
今日は夫婦揃って参加する園の参観日です。Aさんも普段は忙しい夫と夫婦で参加しました。Aさんはいつも通りのスタイルでしたが、仕事を抜け出してきたAさんの夫は、上等なスーツに身を包んでいます。
Aさんの夫は、園にたまたま知り合いがいたようで、声を掛けられていました。
「先生! 先日はお世話になりました!」
この様子を見ていたPさんは、先生と呼ばれたAさんの夫を見てびっくり! 彼のスーツの胸元には、きらりと光るバッジが付いていたのです。実は、Aさんの夫は弁護士で高給取り。Aさんは貧乏ではなかったのです。