「都会に行ってびっくりした!」「地方ではこれが当たり前なの?」と驚いた経験はありませんか? いつも住んでいる地元から離れるからこそ、これまで見えてこなかった新事実に気づけますよね。今回は、筆者の友人が実際にびっくりした地域差にまつわるお話です。
就職を機に上京
A子はこの春から会社員になったばかりの新社会人。
オンラインの会社説明会などを通じて、同僚たちと親しくなりました。
そのうちの1人、B美は青森出身。
「都会に住むことが夢だった」
と就活を経て上京してきたそうです。
A子は東京生まれ、東京育ち。
青森には一度も行ったことがなかったので、
「入社後直接会えたらいろんな話を聞こう」
と楽しみにしていました。
歓迎会でも盛り上がる
4月になり、ようやく入社したA子たち。
A子はB美と同じ部署に配属されました。
「話せる人がいて良かったあ」
とほっとする2人。
その日のうちに歓迎会が開かれます。
同部署の同僚たちの3分の1が地方出身。
そのため、歓迎会では地方あるある・都会あるあるの話で大いに盛り上がったといいます。
「私の地域では、電車は1時間に1本が当たり前だよ」
「○○前集合って言っても、都会だと人多すぎてどこにいるか全然分からないよね笑」
先輩たちも優しく、A子とB美の仲も深まっていったそうですが……。
時計を見てびっくりしている同僚
あっという間に楽しい時間は過ぎていきます。
2時間経ち、すっかりみんなお酒を飲んで出来あがった状態。
外に出るとまだ20時だったので、2次会の会場を探すことに。
しかし、B美だけがポカーンとしているではありませんか。
「どうしたの?」
「体調悪いの?」
とA子はじめ、みんなから心配されるB美。
B美は時計を何度も確認して、
「もう20時なのに!?」
とあまりにも驚いています。
その様子に何があったのかとみんなで心配していると......。