私の子どもが幼稚園の頃の話です。ママの関心ごとの一つに、子どもの習い事がありますよね。どんな習い事をさせるか、何が我が子に向いているか、はたまた、習い事をする必要がないのか。いろんな考えがある中で、子どもの習い事に自分の価値を投影しているママも存在するのです。今回は幼稚園にいた習い事に命をかけているママのエピソードをご紹介します。
習い事は全部無し……にはしないの!?
運ばれた先の病院で「過労」と診断され、習い事は全て中止とドクターストップがかかってしまったのです。ちょうどその病院に風邪で診察に来ていた他のママが出くわしていて、Jさんが待合で落胆しているところを見かけました。
そして看護師さんが病室に案内しようとしたら、突然大きな声を出して「本当にダメなんですか!? 本当に、もう習い事しちゃダメなんですか!?」と何度も聞いていたのでした。
ママ友の噂話で聞いたら、Jさんの姑がひどい学歴主義だそうで、その重圧から子どもに習い事をやらせまくっていたそうです。まさに漫画に出てくるかのような嫁姑劇が繰り広げられていたのでした。
救急車搬送事件の後、Jさんはご主人の転勤で転園して行ってしまったのですが、数年後、2駅先の学習塾でJさんの子どもがいたという話が回ってきたのでした。少しは習い事が減っているといいなと願うばかりですね。
ltnライター:南さおり