妊娠初期は、まだお腹は目立たなくてもつわりで辛い時期です。しかし見た目には分かりにくいため、公共交通機関を利用するときなどに不便な思いをする人もいるようです。今回は妊娠中に乗車した電車で体験したエピソードを友人が聞かせてくれました。

あとに続いた言葉は予想外のもので?

しかし、そのあとすぐ、同じ声でこんな言葉が聞こえてきました。

「妊娠は病気じゃない……でも、絶対しんどいから妊婦さんが電車にいたら譲ってあげたほうがいいってお姉ちゃんが言ってた! 私、やっぱり声かけてくる!」

予想外の言葉に、A子が思わず声のほうを振り返ると、

まだ幼さを残した1人の女子高生が友達の輪から抜け、A子のほうにやってきて、「こっち、空いてますよ! 座ってください!」と声をかけてくれました。

A子はびっくりしつつも、丁寧にお礼を言って女子高生が示してくれた席に座ることができました。

女子高生は照れくさそうに笑ったあと、「うちのお姉ちゃんももうすぐ赤ちゃん生まれるんです!」と教えてくれたそうです。

まとめ

苦い思い出がある人ほど、同じ状況で優しくされると心に沁みますよね。困っている人を見かけたら、この女子高生のように勇気を出して親切にしたいですね。

ltnライター:藍沢ゆきの