しかし、交際してみると彼氏がモラハラ気質だと分かり、我慢の末に別れを決意。そこで彼氏が驚きの一言を発します。
今回は、モラハラ彼氏の仰天エピソードを知人女性から聞きました。
打ち砕かれた理想
大学生時代、塾でバイトしていた知人女性は、そこで塾講師として働いていた一回り以上年上の男性と交際をスタートさせました。
常にスーツ姿で、生徒達に勉強を教える彼の姿が、彼女の目には「スマートな大人の男性」として魅力的に映ったのです。
ですが、理想はすぐに打ち砕かれてしまいました。
初デートで彼と喫茶店に行ったときのことです。待ち合わせに現れた彼は、ボロボロのキャラTシャツに腰パンという子どもっぽい服装で、塾で見るかっこいいスーツ姿とあまりにもギャップが大きく、驚いてしまいました。
いざ喫茶店に入ると、知人女性は安い紅茶を1杯だけ頼んだのですが、彼は「腹減っちゃって」と言い、店で一番高いハンバーグセットを注文。会話中に「最近お金がなくて」と愚痴っていた彼ですが、会計時に突然「俺は割り勘主義者だから」と告げてきました。
続けて「男女平等の時代だし、当たり前だよね?」とのこと。
男性がデートで奢るべきとは思っていないものの、注文代金に差があるものへの割り勘を悪びれもせず強要するような後出し請求に、知人女性は少しモヤッとしてしまいました。その場は割り勘して払いましたが、初デートから彼に違和感を抱き始めていました。
薄れてゆく愛情
知人女性は「もしや彼はモラハラ気質?」といった心配はありましたが、それからも交際を継続。初デート以降も「お金がない」が口癖の彼でしたが、彼はよくドライブデートに誘ってくれました。知人女性は「車出してくれてありがとう」と手作りお菓子を渡していました。
彼は自然が好きだったので、よく山奥へドライブに連れていってくれました。
緑豊かな地に感嘆し、ドライブを楽しむ知人女性でしたが、彼はいつも不満げ。
「俺がわざわざ車を走らせたのに、お前はつまらなそうだった」
「せっかくデートプランを練ったのに、お前は俺の努力を踏みにじった」などと非難してくるのです。
何度も知人女性が「そんなことない。私はドライブを楽しんでいた」と言っても、彼が「嘘つき!」と罵ってくるので、交際3ヶ月目にして知人女性は別れを決めました。
ちなみにデートの回数は合計6回だったといいます。