お惣菜を買った日に現れたのは、なんと!
その日も仕事が遅くまで続いてしまったので、スーパーのお惣菜を購入しました。この日は珍しく夫の帰宅が深夜になると連絡があったので、子どもと2人で夕飯を済ませ、残ったお惣菜は冷蔵庫に入れました。
そして、寝室にこもって夜2時が過ぎるのを待ち、Gさんはキッチンへと向かいました。(ごそごそ音がする……ほら、やっぱりパパが帰ってきて食べてるんだわ!)と、キッチンの電気を点けると、「きゃー!」と悲鳴が聞こえたのです。
なんと、そこにいたのは夫ではなく、姑だったのです!
「え、お義母さん!? 何してるんですか? というか、どうやってうちに入ったんですか!?!?」と大困惑のGさん。そう、義実家には家の鍵は渡していなかったので、姑が入って来られるはずはないのです!
すると姑は半ば怒りながら、「ちょっとGさん、なんでこんなにお惣菜が多いのかしら、この冷蔵庫は。ちゃんとお料理しないとダメじゃないの! 休みの日に作り置きするとかできないのかしら!? 処分するこっちの身にもなってくださいな!」と言うのです。
夜中のお惣菜は夫が食べたのではなく、姑によって廃棄されていたのです!
そんな口論をしている最中に、夫が帰宅したので色々と姑を問い詰めました。
姑は私たちが義実家に遊びに行った時に、夫のキーケースをこっそり見て、中に鍵が二つ付いていたの発見し、全く関係ない鍵とすり替えて、Gさんの新居の鍵をこっそり自分で持っていたのです。
そしてGさんがよく行くスーパーには姑のお友達がパートで働いていて、お惣菜を買って行った日は姑に連絡が入り、その日は夜中にこっそり家に入って冷蔵庫チェックをしていたのだと白状しました。
呆れてものが言えないし、どうしてそんなことをしたのかわかりません。きちんと食べているか心配だったのかもしれませんが、姑の行動力は鳥肌ものに恐ろしかったので、速攻で鍵を変えて、お惣菜は会社の近くで買うことにしたのでした。
ltnライター:南さおり