家事にはそれぞれのやり方がありますよね。知人のA子は「〇〇家のやり方に従え!」と押し付けてくる姑にうんざりしていたら、ある意外なモノに救われました。今回はA子から聞いてニヤリとしたエピソードをご紹介します。

家事のやり方を押し付けてくる姑

知人のA子は、家事が得意なタイプ。一通りの家事はそつなくこなせますが、姑のB美は「〇〇家のやり方をしろ!」と家事のやり方を押し付けてきます。
「〇〇家のやり方」と言っても、カレーに入れるお肉は豚肉、掃除に使い捨てシートは使わない、など大した内容ではありません。

A子は「それ、好みの問題ですよね?」と言いたくなりましたが、B美は思い通りにならないと癇癪を起こして暴れる厄介なタイプ。
面倒なので、愛想笑いで聞き流すことにしていました。

煮物にもケチをつけまくり

その日も、B美は呼んでもいないのに家に押しかけてきて、A子の作る煮物に文句をつけてきました。
A子の横にぴたりとはりつき、「野菜の切り方が〜、手順が〜、味付けが〜」とダメ出しをしてきます。
A子は狭いキッチンで鬱陶しい! と思いながら、ハイハイと聞き流していました。

すると、B美の癇癪スイッチが突如オンに。
「何その態度! バカにするな!」と怒ったB美は、煮物入りの鍋をひっくり返して床にぶちまけようとしたのです。

鍋を持ち上げようとすると……

ところが、B美が持ち上げようとした鍋は、約5kgもある重たいホーロー鍋。
しかも中身がたっぷりと入っています。
B美は鍋を掴んだものの持ち上げることができず、腕をプルプルと震わせることしかできませんでした。

思い通りにならなかったB美は、今度は怒りを鍋にぶつけました。
「何よこの鍋! どうせ安物でしょ!?」と、鍋に当たり散らしたのです。