都会は便利な土地ですが、田舎をバカにしていい理由にはなりません。知人のA子は、実家の両親を「田舎者だ」と姑にバカにされ、耐えきれず離婚を決めました。すると、姑はとんでもない発言をしてきたのです。思わず耳を疑った姑の発言とは……? 何があったのかA子から聞きました。

姑の非常識な言葉にあ然!

B代は「A子は1人娘。A子の両親が亡くなれば、A子の実家は夫のC男のものになるはずだった。離婚するなら、その代わりに財産分与をするべき」と言い出したのです。
さらにB代は「将来はA子両親の家は売る予定だったのよね。田舎だけど少しはお金になるでしょ? その分を早く払ってちょうだい」と言い、C男もそれを当然かのようにうなずいて聞いていました。

A子は理解が追い付かずポカーン……。
その場では「ちょっと考えさせてください」と言って逃げるのが精一杯でした。

怒りが込み上げてきたA子は……

話し合いが終わって冷静になったA子は、ふつふつと怒りがこみあげてきました。
妻が相続した実家がなぜ夫と姑のものになるの!?
実家を田舎だとバカにしていたくせに、その土地を狙っていたの!?
想像でも勝手に私の両親を殺すな!!
A子はブチ切れて、弁護士を入れて戦うことにしました。

B代は「嫁のものはすべて嫁ぎ先のもの」と主張しましたが、弁護士には通じません。
金銭の要求を「ありえない」とはねのけて、無事に離婚が成立しました。
B代から偏った考えを刷り込まれていたC男は、弁護士の指摘でようやく自分たちが間違っていることに気付いたようです。
A子に復縁を申し込みましたが、あっさりと拒否されてしまいました。当たり前の結果ですよね。

ltnライター:愉子