あなたの身近にお金や能力をひけらかして、相手にマウントをとってくる人はいませんか? 学校や会社でそんな人に出会ったとき、簡単には縁が切れず辛いですよね。今回は筆者が経験した、とんでもないマウンティング女とのエピソードをご紹介します。
社長の娘A子に振り回された
私には中学校からの同級生、A子という友人がいました。
彼女の実家は美味しいと評判の高級焼肉屋。
ガイドブックに載ったり、テレビでも紹介されたりするような有名店でした。
箱入り娘で甘やかされたのか、私たちは気分屋でわがままなA子にいつも振り回されるし、同級生を見下すような言葉も平気でするのでうんざりしていました。
A子のマウンティングのせいで
ある日、わが家に友人たちが遊びに来てくれました。
父は私が友だちを連れてきたことが嬉しかったのか「お昼みんなで食べて行きな!」と声をかけてくれました。
友人の1人が焼肉店の娘とも知らずに、父は奮発して焼肉を用意してくれたのです。
しかしA子はお肉を見て「なんか安そう。ブランド牛しか食べたことないんだよね」と嫌味っぽく一言。
私は「あっそうだよね〜。Aちゃんって焼肉屋の娘だもんね。も〜お父さんってば〜」と話を逸らそうとしたのですが……。
A子は「こんなのしか食べれないなんて、かわいそうだね」と嘲笑うように言ってきたのです。
父は「安いお肉でごめんね」と笑っていましたが、とても寂しそうな目をしていました。
私は、悲しそうな父を見て、A子の失礼な発言に言い返せなかったことが悔しくてたまりませんでした。