経済的DVとは、パートナーが経済的な制約や支配を通じて相手をコントロールすることを指します。筆者のママ友のお姉さんも、夫からの経済的DVに長い間苦しんでいました。今回は、どんなに苦しい状況でも自分の力で立ち向かっていったママ友のお姉さんの話を聞きました。
夫の希望で専業主婦になったA子
40代のA子は、仕事の付き合いで出会った6歳年上の男性と結婚しました。
夫の希望で、専業主婦になったのですが……。
この夫、とんでもない経済的DV男だったのです!
家計はすべて自分で管理し、妻のクレジットカードも取り上げるという徹底ぶりでした。
夫から渡される生活費は月3万だけ
夫は、A子に毎月の生活費として3万を渡していました。
その中で食費や日用品をやりくりしなければいけません。
女性なら、自分のためにおしゃれをしたいですよね。
しかしA子は洋服を買ったり美容院に行ったり、自由に使えるお金が手元に残るわけもなく、ギリギリの生活をしていました。
夫からの支援はなし。ついに離婚を決意
しかも子どもが生まれてからも、夫から渡される金額は変わりませんでした。
そこでA子は「オムツ代の他にも予防接種とか病院代もあるから」と、何度も夫を説得。
やっとの思いで、月5万までもらえるようになりました。
この頃からA子は夫に「俺の稼いだ金だからな」「無駄遣いしたら、許さん」といつも脅されていました。
さすがに精神的なストレスがMAXになり、離婚に向けて行動を始めました。