出会いがあれば別れがある。分かっていても、別れは辛いものですよね。
今回はそんな「別れ」についてのお話を筆者の友人から聞きました。
今回はそんな「別れ」についてのお話を筆者の友人から聞きました。
毎日ヘトヘト。バスは貴重な休憩場所!
友人A子さんが体験したお話です。
職場が遠いA子さんは、電車を乗り継いでバスで帰宅していました。
毎日バスに乗り込む時間が遅いからか、いつも空席がちらほら。
電車ではほとんど座れないので、バスではゆっくり座れる貴重な休憩時間になっていたのだそう。
残業続きで疲れていた、ある日のことです。
いつものようにウトウトしながらバスに揺られていると、乗り込んできたカップルの話し声が聞こえてきました。
どうやら別れ話をしているようでしたが、興味もなかったので寝ようとしていたA子さん。
最初は小さな声で話していたのですが、段々と2人の話し声は大きくなっていったのです。
ヒートアップする別れ話。一体どうなるんだろう?
「絶対嫌! 別れたくない!」
泣きながら彼女は叫びました。
どうやら彼氏のほうが別れたがっていて、彼女は必死に抵抗しているようでした。
ほとんどの乗客が疲れた様子で俯いているので、静かな車内で彼女の声は響きまくり。
2人の声はさらに大きくなっていき、彼女はこう叫んだのです。
「別れるなら死ぬから!」
そのまま大声でわめきながら大号泣!
「死んでほしくないなら、今すぐキスして!」
そんな彼女の言葉に驚いたA子さんは、興味本位で横目で見てみることにしたのです。