バスや電車の中でじっとしていられない子どもっていますよね。「子どもだから仕方ない」と目を瞑ってきた人もいるのではないでしょうか。しかし、保護者が周囲の大人が多めに見てくれていることに甘えて、子どものいたずらをまったく注意しなかったら……。これは、私の友人が実際に体験した、ソワソワびっくりしたお話です。
いつも人で混み合うバス
OLのA子はバス通勤。
通勤時間帯はいつも会社員や学生で満員状態です。
そのため、人混みに疲れながら毎日通勤していました。
休日のバスはガラガラだった
ある日、休日出勤することになったA子。
いつも通りバスに乗る、、なんとガラガラだったのです。
乗客全員が座っていて、それでもまだ席が空いていました。
平日では考えられない光景に、A子は心の中でガッツポーズをしました。
「休日出勤で憂鬱だったけどラッキー」
と、ルンルン気分でバスに乗車しました。
毎回停車するバス。その原因は子どものいたずらだった!
しかし、乗車したバスはいつもと様子が違っていました。
バス停に人がいなかったり、降車ボタンが押されていなければ、運転手の判断でバス停をスルーすることもあるのですが。その日乗車したバスは、毎回の停車地で停まるではありませんか。それも、いつもは停まらないようなところまで。
バス停で待っていた人がいたのかと思いきや、バスに乗ってくる人はもちろん、降りる人さえいません。
A子が車内をよく見ると、ある子どもが降車ボタンを連打して遊んでいるのです!
その子の母親は気づいているようでしたが、
「遊びすぎないでよ~?」
とまったく注意するしません。
A子は
「このままでは会社に遅れるかも……」
と思い、子どもに注意しようとしました。