働いていると、いろいろな人に出会いますよね。今回は私が働いている間に出会った、ちょっとゾッとした人のお話です。
経験豊富な人が入社
私が事務職として働いていたときのお話です。
ある日、Aさんという人が新しく入社しました。Aさんは一般事務はもちろん、経理や人事など多くの部署で経験を積んだ有名企業出身者で、周りから期待される新入社員でした。
Aさんの雰囲気や話し方は落ち着きがあって、いかにも仕事ができそう、という印象でした。
なんだか、おかしい
私たちがしていた仕事は、そんなハイスペックなスキルが必要な仕事ではなく、主にデータ入力や書類作成など、よくある一般事務の作業が中心でした。
経験豊富な人には申し訳ないと思いつつ、まずは簡単なデータ入力をお願いしました。
わからないところがないか一応確認し、もちろんないということなので、「何かあれば声をかけてくださいね」と言って自分の席に戻りました。
しかし3時間経ってもAさんから連絡はありませんでした。私でも1時間もかからない作業です。
心配になり、もしかして他の人からも何か頼まれているか聞いてみましたが、他の作業はないと言います。
「もうすぐ終わります。」
とのことだったので信じて待っていましたが、
結局、仕事完了の報告はありませんでした。
数日経っても彼女からの連絡がなく、「私やりますね。」とデータを返してもらったら、
なんと、実際は何も手つかずだったのです。