郵便物が間違えて配達された経験はありませんか? 今回は、筆者が知人から聞いた誤配達にまつわるエピソードをご紹介します。誤配達された女性は後日、ゾッとする事実を知ってしまいました……。

たびたび起こる誤配達

新興住宅地の戸建てを購入し、家族3人で住んでいたA子。ある日自宅のポストを開けると、近所に住むB美の郵便物が入っていることに気づきました。
B美あての郵便物が間違えて配達されたのは初めてのことではありません。
これまで何度か誤配達が起きたため、不思議に感じたA子はB美に伝えに行きました。

届けに行くと……

「最近よく間違えて入ってますよね。原因は何でしょうね?」と、B美に手紙を渡そうとすると、B美から「配達員が新人で間違えたのかも。郵便局にクレームを入れるから、証拠としてその郵便物はあなたが持っていて」と言われました。
これで解決しそう、と安心したA子ですが、ここから予想外の展開になったのです。

私が犯罪者に……!?

A子のもとに突然警察が訪れたのです。B美が「A子に郵便物が盗難された」と通報したようで、事情を聴かれてしまいました。
B美の言葉により手紙を預かっていたA子は、それを聞いてあ然。慌てて事情を説明しました。

警察は一応納得してくれたようで、誤配達があったら郵便局に伝えるようにと指示されました。
信書(手紙や請求書など、特定の受取人に対して、差出人の意思を表示し、又は事実を通知する文書のこと)を隠すと信書隠匿罪になることがあり、開封すると信書開封罪になるのだとか。
犯罪者にされそうになったA子は怖くなり、ポストに監視カメラを設置することにしました。