親しき中にも礼儀ありという言葉があるにも関わらず、勝手に人の寝顔を撮影して、あろうことかSNSにアップした友人S。
そんなSの非常識な振る舞いに、憤慨する知人女性でしたが、すぐにSには制裁が下ることとなりました。今回は、現代ならではのSNSでの落とし穴の話を知人女性に聞きました。
そんなSの非常識な振る舞いに、憤慨する知人女性でしたが、すぐにSには制裁が下ることとなりました。今回は、現代ならではのSNSでの落とし穴の話を知人女性に聞きました。
内定企業からすぐ連絡が
知人女性が電車で眠っている間に、既にSは彼女の寝顔を勝手に投稿していました。SNSのページに3時間もの間、無許可の写真がアップされていたそうです。
大学4年生のSはこの時、上場企業から内定を得ていたのですが、上場企業の役員がSの投稿を見たのをキッカケに、Sにすぐさま内定企業から連絡が来ました。
実名のアカウント名でオマケに顔写真まで明るみにしているSの投稿は、人事担当者からすると簡単に見つけることができました。
以前からSのSNS投稿は、コンプライアンスぎりぎりの内容が多く、企業側に問題視されていたのです。今回の悪意ある投稿が決定打となり、Sは内定を取り消されてしまいました。
知人女性も両親に相談して、最終的にSを訴えることはしませんでしたが、弁護士と相談し、Sに示談金を請求することに決めます。
内定を取り消された挙句、示談金まで支払うことになったので、当然Sの両親もカンカンに怒っていました。
「面白いのが1番!」と話していたSですが、最終的には何も面白くない結果に終わってしまいましたね。Sに悪気はなかったとは思いますが、SNSの怖さを知ることになりました。
ltnライター:六条京子