姑からのもらいもので困ったことはありますか? 気持ちはありがたいのですが、なかにはもらっても持て余してしまうものもありますよね。今回は私の実体験をもとに、何度断ってもしつこい姑の対処法をご紹介します。

姑が引っ越しで大暴走

うちの姑は、新婚当初から何かと世話を焼きたがる人でした。

引っ越し当日、頼んだ覚えもないのにあたりまえのように手伝いに来て、「これは、ここに置きましょう。」と置き場所を勝手に決めていきます。

この時点でもう「過干渉だな……」とモヤモヤした気持ちだったのですが、

それよりも困ったのが、勝手にものを持ってきて置いていくことでした。

「これ、うちから持ってきたの。いいものだから使ってね。」と食器や花瓶、スポンジなどの消耗品類まで持ってきているのです。

それが、正直、本当にいらないものばかりでなのです。

食器は、ふぐ刺しでも食べるの? という渋い絵柄の大皿や、何十年前のもの? と聞きたくなるような黄色いシミだらけの箱に入ったティーカップセットなど、できれば断りたいものばかりです。

このままではまずいと、

「いろいろありがとうございます。使わせていただきますね。でも、新婚だから自分たちでもいろいろ選びたいなと思っているので、あとのものは自分たちで揃えます。」

とやんわり断りましたが

「遠慮しないで!」とまったく意図は伝わりません。

ちなみにこの日だけで、何十回「いらない」と伝えたかわかりません。

夫からもはっきり「もういらないから、何も持ってこないで!」とはっきり伝えていました。

いらないものをムリヤリ渡してくる姑

数日後インターホンが鳴り、出てみると姑でした。

イヤな予感がしつつ、ドアを開けると

「これ、必要だと思って持ってきたわ!」と姑登場。

持ってきたのはトイレマットでした。

しかも、どう考えても使用済みです。

「ギャー!」と叫びだしたいのをグッとこらえ、
「ありがとうございます。でも先日話した通り、小物は自分たちで選ぼうと話しています。せっかく持って来てもらったのにすみませんが、夫くんからももらわないように、と言われているので……」
そう言って、できるだけ失礼にならないよう、遠まわしに断りました。

断ると怒ってくる

しかし、

「遠慮しないで」
「あなたのために」
「いいからいいから」

などなど、何度断っても姑はまったく引き下がりません。

そして
「あなたいいかげんにしなさいよ。こういう好意は素直に受け取りなさい!」
と最後にはなぜか私が怒られてしまいました。

姑は、トイレマットをムリヤリ置いて帰って行きました。