いつもこちらを気にかけてくれたり、何かと助けてくれる親切なご近所さんに出会ったことはありますか? 大変なときこそ、そうした人と人とのつながりに救われた経験がある人もいると思います。しかし、そんな親切な人がまさかの<〇〇犯>だったら……。これは、筆者の知人A子が実際に体験した、ゾッとするお話です。
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マイホームを機に引っ越したA子家族

A子夫婦は、昔からマイホームを持つことが夢。
息子が5歳になったとき、コツコツ貯めたお金でようやく夢を実現できました。

それと同時に引っ越すことに。
ご近所付き合いを心配していたA子。
しかし、みんな優しそうでほっとしていました。

息子もすぐに幼稚園で友達ができたようで一安心。
夢のマイホームの中で理想の暮らしを送っていました。

特に親切なご近所のおじいちゃん

ご近所さんのなかでも、特に親切なおじいちゃんがいました。

息子を幼稚園に迎えに行った帰り道、会うたびに
「お菓子あげるね」
「忙しいならいつでも頼ってね」
と優しく声をかけてくれるおじいちゃんに息子もニコニコ。

息子の笑顔を見てA子も
「親切な方ばかりでこの地に引っ越してきて本当によかった」
と安堵していたといいますが……。

その後A子が戦慄することになる事件が起こってしまいます。

おじいちゃんが逮捕された! その理由とは……

そんなある日、目を疑うようなビッグニュースが耳に入ります。
なんと、あの親切なおじいちゃんが逮捕されたのです!

事情を知っていそうな近所の人に話を聞くA子。

すると、おじいちゃんは誘拐未遂犯。
幼い子どもを親の了承を得ないまま連れ去ろうとしていたのです。

その後、新聞で
「子どもが可愛かった」
「自分の孫にしたくなった」
との供述をしていることを知りました。

親切なご近所さんの本性を知ってゾッと

「もしかしたら息子もそういう目で見られていたのかも……」
とゾッとしたA子。

思い返すと、仕事で忙しいA子を想ってか
「代わりに迎えに行こうか?」
とおじいちゃんから提案されたこともありました。

その言葉に甘えてお迎えをお願いすることはなかったA子。

しかし、もし息子が誘拐されていたらと思うと怖くなったそうです。

ltnライター:一瀬あい