しかしそれが行き過ぎると……。
今回は筆者の友人A子さんの体験談をご紹介します。
我が子が一番! 周りがドン引きしても大豪語するママ友
A子さんも他のママ友達も、心の中では「我が子が一番!」と思っていても、それを声を大にして言うようなことはありません。
ところが、Bママだけは違いました。
「結局私の娘が一番可愛いんだよね~!! 集合写真とか見てもそう思うし!」
会話は必ずと言っていいほど我が子自慢に切り替わり、他の子と比べて我が子が秀でているというような発言ばかりなのです。
とにかく「うちの子ナンバーワン!」が強過ぎて、周りもドン引きしていました。
モデルになるため!? 超制限まみれで育てたら……
「こんなに可愛いんだもの、絶対にモデルになれるわ!」
なんとBママは娘をモデルレッスンへ連れていき、オーディションを受けさせ続けたのです。
それも本気でモデルを目指しているようで、小学生で食事制限や運動を行わせるようにしていて……。
娘は嫌がり泣くことも多く、その度に激怒しているBママの姿も何度か目撃されていました。
他所の子の家で出されたお菓子を、B娘が少し食べただけで……
「洋菓子なんて脂っこいもの、うちの娘に食べさせないでくださいよ!」
BママがB娘の友達の家に、クレーム電話を入れることも多々ありました。
そんな風にBママが周りに対して威嚇し続けていたので、Bママはいつの間にか孤立。
そしてB娘も子ども同士のトラブルが増え、クラスで孤立してしまうこともあったようです。
それでもBママは「あなたがスーパーモデルになるためよ!」と、周りの制止も聞かずに突っ走っていました。ところが……
愛ゆえの厳しさが、悲しい結末に……
B娘が高校生になる頃には、彼女は家出を繰り返すようになっていたのです。
何度も警察にお世話になっていたようで、警察署の前で揉めるBママとB娘。
「私はママの人形じゃない!」
そう叫ぶB娘の声を、たまたまママ友が近くを通って目撃していて……。
それ以来、BママとB娘の姿を見ていません。
今どこで何をしているのか分かりませんが、どうかB娘には自分の道を見つけて幸せになってほしいと思っています。
まとめ
子どもの将来の為とはいえ、親の意見を押し付けすぎたらいけませんよね。子どもが可愛いのはわかりますが、時にはやりたいことを見守ってあげることも必要だったのかもしれません。
ltnライター:Yukky111