筆者が大学生の時、アルバイト先の惣菜店に来ていたお客様の話。最初は一見普通の常連さんだったのですが、ある日を境に、男性の様子に異変が……!? 今でも背筋が寒くなる、ストーカー体験談をご紹介します。
パートさんに助けられ?
すると、後ろで様子を見ていたパートの女性陣が、ワッと寄ってきました。
「あんた大丈夫か! 展覧会なんか行ったらだめよ!」「あの兄ちゃん、あんたが居ないときに、シフト聞いてきたで」「私は大学名を聞かれた。もちろん教えなかったけど!」と大騒ぎ。
私は「商品を買っているんだから、展覧会に来い」というような、一方的な発言に恐怖を覚えました。改めて店長に相談することにしました。
それ以来、男性が現れると、店長やパートさんが無言でレジを代わり、私を店の奥に匿って守ってくれました。
ある日「あの女性を出せ! こっちは常連だぞ。」と男性はクレームを入れたそうですが、
店長が「うちは惣菜屋。そういうサービスはしてないんで。」と一蹴。
おかげで男は一切、店に来なくなりました。
思わぬ人に執着されて、怖かった体験でした。
大学の卒業と同時にそのお店は辞めてしまいましたが、今でも守ってくれたことに心から感謝しています。
Itnライター:田中つぐみ