2人目出産に備え、夫に家事を仕込む!
友人のA子は現在2人目を妊娠中。
これまでは専業主婦のA子が家事育児のすべてを担ってきましたが、2人目となるとそうもいきません。
A子の入院中はもちろん、退院してからも夫が家事を手伝ってくれないと家庭が回らない! と危機感を感じたA子は、慌てて夫に家事を仕込むことにしました。
話を聞けェェェ!!
しかし肝心の夫は、A子が「こっちからやったほうが効率がいいよ」「それはこれを使ったほうがやりやすいよ」とアドバイスしているのに、全く耳を貸さず……。
「オレだって1人暮らししてたこともあるんだし、それくらいできるよ」と自分なりのやり方を突き通そうとします。
そうはいっても、夫が1人暮らしをしていたのは単身赴任中の1か月のみ。「あれくらいで1人暮らし経験ありとか、よく言えるな……」A子は内心毒づきました。
実際、効率を無視した夫の家事は無駄だらけで、ミスも頻発!!
最初は怒らず見守っていたA子でしたが、あまりにもマイペースな夫の様子に焦りとイライラはつのるばかり……。
「もし私が〇〇だったら」
ふと「夫が手伝ってくれて人手が増えたはずなのに、ワンオペのときよりイライラしてる気がする……」ということに気付いた瞬間、A子の苛立ちはマックスに!
そしてついに、夫に向かって「ここ(家庭)で1番長く家事に携わってるのは私だから、私が上司みたいなものだよね? あなたは会社でも上司のアドバイスを聞かないの? 私だったらそんな部下いらないな」とズバッと言ってしまいました。
必死でいいわけするが……
「会社」「上司」というリアルな単語を出された夫は、明らかにショックを受けていましたが、必死で「会社と家事は別だろ!」と言い返してきました。
しかしA子は「いや一緒だよ。効率が悪い人は仕事できない人って自分で愚痴ってたじゃん!」と追撃!
夫は言い返せず……。
今まで家事や専業主婦をナメていた夫は、それでやっと自分の意識の甘さに気付いたようです。
まとめ
家庭を会社に置き換えて考えさせられ、さらに「いらない」とまで言われたことで、夫はようやくA子のアドバイスを聞いてくれるようになりました。
今は2人目出産に向けて、「上司」であるA子のレクチャーを受けつつ、腕を磨いているそうです。夫が真剣に家事に向き合ってくれている姿に、A子は感謝の気持ちを抱いているようですよ。
ltnライター:藍沢ゆきの