実母との最後の旅行を計画
嫁・A子の最近の悩みは、実母の体調が良くないこと。
結婚後は離れた場所に住んでいたため、親子で過ごす時間はあまりありませんでした。
「これから先、思うように出かけられないかもしれない」と考えたA子は、母と娘で最後の旅行を計画することに。
夫に了承を得て、親子旅行を計画しました。
面白く思わない姑が旅行を妨害
A子は姑のB美と同居していましたが、B美はこの親子旅行を面白く思わなかったようです。
旅行の計画を立てるA子の妨害をしてきました。
「旅行に行くお金があるなら、もっといい食事を出せ」と文句を言ってきたり、旅行のパンフレットを勝手に捨てたり。まるで子どものような嫌がらせをしてきます。
夫に相談しても、「母さんは嫉妬してるんだよ。大目に見てやれ」と言うだけで、全く対処してくれません。
旅行当日、姑は……
様々な妨害を受けながらも、何とか旅行当日にこぎつけたA子。
「それじゃお義母さん、行ってきます」と旅行に出発しようとすると、B美は隙を突いてA子から新幹線の切符を奪いました。
B美は奪った切符を真っ二つに破り、「これで旅行に行けないだろう!」と、A子に向かって投げつけたのです。
ふんぞり返るB美に、あ然とするA子。
A子はB美を無視し、破れた切符を無言で拾って出かけていきました。
A子が向かった先は……
B美は「どうせすぐに帰ってくるだろう」と楽観視していましたが、A子は帰宅をしません。
実は切符は破れてしまっても、読める場合は使用が可能。A子はそのまま親子旅行を楽しんだのです。
A子は旅行中に夫に電話して、B美のしたことを告げ口しました。
「これまで我慢してきたけれど、もう限界。あんな人とはもう一緒に暮らせない」と訴えたA子。夫に離婚か別居の選択を迫りました。
淡々と怒るA子に本気だと悟った夫は、別居を選択。旅行後、A子はめでたく別居することになりました。
B美はA子に泣いて謝罪をしたけれど、一切スルーしたそうです。夫が言うように姑は嫉妬していただけかもしれませんが、最後の親子旅行を台無しにされそうになったのだから、当然ですよね。
ltnライター:愉子