大切なものを貸すのは、親しい相手でも抵抗があるもの。それが大して仲良くないママ友ならなおさらです。今回は、ママ友から大切なアクセサリーを貸して欲しいとねだられた経験のある私の知人から話を聞きました。

結婚式後のB美は……

結婚式終了後、A子はネックレスの返却を迫りました。
するとB美は不機嫌そうに、ネックレスを渡してきました。
その様子に、「安物とすり替えたのがバレた?」と思ったA子でしたが、B美は予想外のことを伝えてきました。

「私が悪いんじゃないからね!」と言いながらB美が返却したネックレスは、紐が切れていたのです。
パールはバラバラの状態で、いくつか紛失していました。
どうやら、B美が無理やりネックレスをつけようとして、紐が切れてしまったようです。

とっさの演技でクレクレから解放!

ネックレスは安い偽物なので、破損しても問題はありません。
でも、「これはいいチャンスだ!」とひらめいたA子。
「ひどい! 大切なものなのに!」と泣く演技をしながらB美に弁償の話をチラつかせました。

「もともと脆くなっていた!」「私のせいじゃない!」と逃れようとするB美に、A子は「今回は弁償は求めないけど、その代わりもう二度と何も貸さない」と宣言しました。
弁償しないでいいなら、と承諾するB美に、ひそかにニンマリするA子。
とっさの演技で、貸してクレクレから解放されたのでした。

ltnライター:愉子