中学受験を予定していると、受験予定がないママたちから嫉妬や嫌がらせの対象になってしまうこともあります。なかには「受験をする」と言ったあと、ママ友と仲が悪くなった人も。今回は、筆者が娘の中学受験で体験したドロドロの嫉妬エピソードをご紹介します。
中学受験組が珍しい地域
わが子の通う小学校では中学受験組は珍しく、クラスに1〜2名ほどです。娘は5年生のクラス替えで仲良くなったAちゃんに、自分が中学受験をすることを伝えました。
私は、娘からこの話を聞いたとき「えっ、マジか……」と嫌な予感がしました。なぜなら、AちゃんのママA子さんは学校でも有名な噂好きの人だったからです。
わが子の受験を知って、情報を聞き出そうとするママ
私の予想は的中します。
わが家が中学受験をすると知ったA子さんは、会うたびに「中学受験って大変? 塾はどこに行ってるの?」と色々と尋ねてきました。
このとき、A子さんが「うちの子も挑戦してみようかな?」と言っていたので、私も親切心で「うちはこんなテキストを使ってますよ」などと情報を教えてしまいました。
受験組に嫉妬して意地悪をするA子
それから半年ほどたったころです。
参観日の日、他のママ友から「A子さんから聞いたんだけど、あなた子どもの塾代のためにちょっと危ないバイトしてるでしょ?」と耳を疑うことを尋ねられました。
私は「そんな事実はない」と強く否定し、そのママ友も「まぁA子さんのことだから口からでまかせかな? とは思ってたんだよね!」と信じてくれたのですが……。
この一件で、A子さんはただ単に成績が良いわが子に嫉妬しているだけで、Aちゃんに受験させる気なんて微塵もないことに気づいたのでした。
うかつに受験情報を話すのは危険!
その後もA子さんはしつこく「塾代は月にいくら払ってるの?」「ご主人のお給料の何割が塾代で消えるの?」「旅行に行ったでしょ? いくら払ったの?」と家計の事情をあれこれ聞いてきました。
私は、明らかに警戒心丸出しでものすごく嫌な顔をしながら「家計管理はすべて主人に任せているので! 私は全く知りません!」と冷たくあしらい続けました。
中学受験を検討している家庭は、不用意に受験することを伝えない方がいいかもしれませんよ。
ltnライター:広田あや子