嫁姑問題なんて言いますが、なるべくなら義母とは仲良くしたいと考えるもの。筆者の知人Aさんは義母と仲良くやれていると思っていたそうなんですが、いつも名前を呼び間違えられていました。「忘れっぽいのかな?」と思っていたAさんですが、名前の呼び間違えにはとんでもない悪意が隠されていた話を聞かせてくれました。

お義母さん! よろしくお願いします

Aさんは結婚3年目の幸せな女性です。しかし、Aさんには1つだけ気になることがありました。それは夫の母、つまり義母との関係です。義母との関係は表面上は良好なのですが、義母はいつもAさんの名前を呼び間違えるのです。

「ななみちゃ〜ん(仮名)、これお願いできる?」

呼び間違える名前はAさんの名前とは似ても似つかないもの。どうしてこんなにも呼び間違えるんだろうとは思っていましたが、単に忘れっぽいのかなと思ってやり過ごしていました。

またいつものように呼び間違え

ある日、夫と2人で義実家を訪れたAさん。今日も義母はAさんの名前を呼び間違えてきます。Aさんはいつものことだとあまり気にしていませんでしたが、夫は気になったようで義母を注意しました。

「母さん、ちょっとこっち来て」

夫は義母とどこか別の部屋で話し始めました。長時間戻ってこないので気になって見に行ったところ、Aさんは信じられない話を耳にしてしまうのでした。

【知りたくなかった真実】元カノの名前なの?

夫と義母の話し声が聞こえてきて、Aさんは足を止めました。立ち聞きするつもりはなかったのですが、2人が話していたのは驚きの内容だったのです。

夫「いつまでななみのこと引きずってんだよ。俺の嫁はAなんだから認めてくれよ」
義母「嫌よ。私はななみちゃんしか認めたくない!」

Aさんがこれまでずっと呼ばれていたのは元カノの名前だったのです。元カノがお気に入りだった義母は、元カノ以外と結婚するのが認められなくて名前を呼び続けていたとのこと。

ショック! 私は認められない嫁

「お義母さん……私のこと認めてくれてなかったんですね……」

Aさんはドアを開け義母に声をかけました。夫はAさんに聞かれていたことに驚き、謝ってくれました。

義母はAさんに知られてしまったことで開き直り「あんたなんか認めない! 帰れ!」と喚き散らしています。Aさんと夫は義実家から帰り、今後は2度と義母と関わらないことを決意したのです。

元カノへの思いをこじらせてしまった義母。いったい彼女が現実を受け入れるのはいつのことになるのでしょうか。

ltnライター:安藤こげ茶