さて、今回は、パパ活にどっぷりハマってしまった作者の友人のエピソードです。
チヤホヤされるのが嬉しかった
友人は、最初は自分の存在意義を確認したくてパパ活に手を出してみました。
若いうえに、周りからは美人で社交的なんて持ち上げられていたから、パパ活もきっと上手くいくと思って始めてみたところ、ちょっとおじさんと会話して食事をするだけでお金がもらえるではありませんか!
こんないい仕事はない! と思ってしまったそうです。
綺麗だね、かわいいね、そんなことを言われるのがとても心地よかった
「綺麗だね、可愛いね」そんなことを言われて、美味しいご飯が食べられて、パパ活はとっても楽しかったそうです。
男の人から嫌なことは一切言われないし、力仕事ではないので汗をかくこともありません。男の人から持ち上げてもらえるうえに、簡単にお金が入ってくるので、友人は完全にお姫様気分になっていました。
若い時はよかったけど……
ただ、友人も「時間の経過には勝てなかった」と話しています。
年齢とともに、段々と肌のハリもなくなり、化粧ノリも悪くなっていって、若い時のような美貌は保てなくなっていきました。
気が付けば、鏡を見るのも嫌になっていたほど衰えを感じ、パパ活の仕事も激減。収入が減ったため、生活が苦しくなりました。
パートやバイトは苦しくなってすぐに辞めちゃう
このままではマンションの家賃が払えないと思い、バイトをするもののどれも長続きせず。
スーパーのレジ打ちは忙し過ぎて嫌になり、すぐに辞めてしまいました。
お菓子工場でパートを始めた時も、工場内は熱風でとても暑く過酷なうえに、ライン作業も流れが早くてついていけず、3日で辞めてしまいました。
パパ活では、簡単にお金が手に入ったために、普通に仕事をするのが苦になってしまった友人。金銭感覚もおかしくなっていて、お金がないにもかかわらず、ブランド物を買ってしまう等、負の連鎖が続いています。
友人は、パパ活に手を出さなければ、レジ打ちも我慢してやっていただろうし、お金の大切さも分かって、浪費癖なんてつかなかったはず、と後悔しているのでした。
ltnライター:サンマ雲