いつの時代も話題にあがりやすい、嫁・姑問題。緊張や疲れから、思わず愚痴りたくなるときもありますよね。かといって、【頑張ってる私アピール】されたり見下されるのもムカつきませんか? 今回は、私が実際に出会った、愚痴りマウントを取るママ友のお話です。

毎日のように義母愚痴りするママ友

私には5歳になる娘がいます。保育園に通う子どもつながりで自然とママ友もできました。

私にとってママ友はとってもありがたい存在。
子どもの育児の悩みを相談し合ったり、保育園の行事などの連絡を伝え合えるからです。

まさにママ友=戦友とでもいえるでしょうか。

そのなかに、いつも義母のことを愚痴るB美というママがいました。

ママ友が大変アピールしてきて面倒

B美は、 同居している義母について激しい言葉で毎日のように愚痴ってきます。

「家事を何もしてくれない」
「料理も掃除もできないんだよ、本当ひどい」
「子どもも嫌ってるし、早く別居したい」と。

はじめこそ、私含めほかのママ友たちは「大変だねえ」と同情していました。
でも、あまりにもひどい言葉で義母を罵る姿に少し恐怖を覚えるように。

それもB美は毎回のように、私たちママ友を見下すような言葉で話を締めくくるのです。

「2世帯で本当によかったね」
「まあ私だから何とか耐えれてるんだと思うけど?」といった内容。

せっかく愚痴を聞いてあげているのになぜか馬鹿にされる。
そんなB美に嫌気が差し、ほかのママ友たちと少し距離を置いていました。

聞いていた義母像とは違う……

ある日B美の代わりに義母がお迎えに来ました。
するとB美の子どもはとても懐いているではありませんか。

思わず、ほかのママ友たちと声をかけてみることに。

すると聞いていた話とは違い、本当に素敵な人でした。
そこで思わずB美の話をオブラートに包んで話してみると……。

困ったさんは義母ではなくママ友だった!

義母は困った笑顔で「それ全部B美さんのことだわ」と。

続けて「本当、噓ばっかりで皆さんを困らせているようで、ごめんなさいね」と謝られる始末。

B美の子どもも「ママいつも寝てるもんね、おばあちゃんのご飯大好き!」と言うではありませんか。

B美の本性を知れてママ友たちとスッキリ。

それからというもの、B美の話はみんなで軽く流しています。嘘はよくありませんね。

ltnライター:一瀬あい