教育熱心なママに遭遇したことはありますか? 子どもの将来をしっかり考えていて偉いなあと思う反面、教育方針を強要されたらムッとなりますよね。今回は筆者の大学時代の友人A子から聞いた、困ったママ友についてのお話です。

「子どもを想って」とみんなに強要してくる……

A子は元々お受験は考えておらず、近くの小学校に進学すればいいと思っていました。

そしてママ友のほとんどがA子と同じ考え。
「友達がいるから安心だね~」と話していたそうですが......。

子どもが年長になったことを皮切りに、B美だけどんどん変わっていきました。
B美は急に息子を塾に通わせ、話す内容はお受験のことばかりに。

それどころか、「私の息子も一生懸命頑張ってるのよ」「みんなで同じ小学校に入りましょう!」とA子たちにも強要してきたのです。

迷惑だとも気づいてくれない

とはいえ、A子はサラサラそんな気はありません。
もちろん家計事情や教育方針も家庭によって異なるので、嫌な顔をするママ友も。

そこで、A子たちはお受験しないことを匂わせるようにしました。

「このまま楽しくみんなで成長できたらいいよね」
「勉強も大事だけど、今は子どもがのびのびと育ってくれたらいいなあ」

しかし、B美はまったく聞く耳持たず。

それどころか「子どものうちに親がちゃんと進路を見つけてあげなきゃダメ」「そんな考えはぬるいわよ」と言われる始末で、思わずイライラしていたら......。

まさかの急展開に思わずホッと一安心

B美の息子が急に大号泣し始めたではありませんか!
これにはB美はもちろん、A子たちママ友も、子どもたちもびっくり。

話を聞いてみると「お受験なんてしたくない」「みんなと一緒にいたい」とのこと。
これを聞いてA子の娘たちも「みんな同じ学校がいい」と泣き出す始末。

そんな愛する我が子の姿を見て反省したB美。そのあとB美がお受験の話をすることはなくなったそうです。

ltnライター:一瀬あい