最近の雑誌の付録はハイレベルですが、偏見を持っている人もいるようです。今回は付録をバカにされた筆者の知人のエピソードをご紹介します。彼女がとった対応とは?

付録の化粧ポーチをバカにする同僚

筆者の知人のA子は、雑誌の付録の化粧ポーチを使用していました。
職場でメイク直し中に、同僚のB美が目ざとくポーチをチェック。「それ雑誌の付録でしょ? いい年して付録を使うなんてw」と絡んできました。

そのときA子が使っていたのは、ハイブランドのコラボデザインの付録。
B美は「そこまでしてハイブランドを使いたいの? 貧乏くさっ! 私なら恥ずかしくて使えないわww」とバカにしてきました。

バカにされても余裕のA子

絡まれたA子は怒りもせず悲しみもせず、平然としたもの。
「そう? 使いやすいよ、このポーチ」とのん気に答えました。

なぜならA子はリッチな社長令嬢。
気軽に使い捨てできるし気分転換になる、という理由で付録を使っていただけ。
本物のブランドポーチを買うことなんて、たやすいことだったのです。
付録のポーチの中には、ブランドコスメがズラリ。それに気づけなかったB美は、さらに嫌味を言い続けます。

結婚式でも絡んできた

「雑誌の付録を使うA子は貧乏」とすっかり思い込んだB美。先輩社員の結婚式によばれたとき、高級そうな着物で現れたA子をここぞとばかりにバカにしてきました。

「それ、レンタルでしょ? 無理しちゃってww」と嘲笑するB美に対し、「違うよ。祖母から譲り受けたものよ」と穏やかに返答するA子。
実はその着物、見る人が見るとレンタルには出せないレベルとわかる一級品だったのです。

周囲から態度の悪さをたしなめられ、ふてくされるB美。
「自分は間違っていない」と信じていたB美でしたが、帰り際のA子の姿を見て言葉を失いました。