これは友人から聞いた話ですが、友人は、派手な同僚A子が自慢をするために重ねた浪費の資金源を見てしまったそうです。あまりにヤバイ状況に陥り、落ちていくA子を見守るしかない状況になってしまったお話です。

高級品を自慢するA子

何かと派手で高飛車な同僚のA子。洋服やバッグ、アクセサリーなどはすべてハイブランドで固めて、購入した高級品を自慢します。この間も「ねーこれ見てー。最近買ったの」と言い、ダイヤのネックレスを見せてくれました。

友人はファッションに疎く、ノーブランドで安さ重視の洋服をよく着ていましたが、安っぽさを感じさせない着こなしをしています。ピアスも手作り風のかわいいデザインのものをつけていて、それなりにおしゃれな雰囲気を醸し出していました。それなのにA子は、

「私、安っぽいアクセサリーとか無理」
「プチプラの服も無理だわ」

など、友人を貶める発言をして馬鹿にしていたのです。

A子が入っていったお店は……

ある日、友人が買い物に出かけた帰りに、なんとA子が消費者金融のお店に入っていくところを見てしまったのです。目立つ服装でコソコソしながら入っていたので、すぐにA子だとわかりました。

友人はA子の浪費を支えているのは、借金だったと知り驚愕。借りたお金は返せるのかなと不安になったそうです。

浪費グセがバレて窮地に立たされたA子

しばらくしてA子は、浪費グセを夫に知られることになってしまいました。もっとヤバイことに、高額の出費を支えるために、お小遣いをくれる年上男性と不倫をしていたことが発覚。A子の夫が知ることになり、離婚を突きつけられました。さらに不幸なことに不倫がバレた段階で、不倫相手からも捨てられてしまいました。

A子はこれまでさんざんやってきた自慢話ができなくなって、立場を失いションボリしていました。会社で噂話が広がったことに耐えきれず、最終的にA子は会社を辞めてしまいました。友人は嫌なA子がいなくなって、ホッとしたと言っていたのですが。

友人は、隣町のスーパーで働いているところを見かけたのです。そこには自信満々だったA子の姿はなく、地味だけどまじめに働くA子でした。自業自得とはいえ、立ち直ってほしいと願う友人だったのでした。

ltnライター:鈴木まさ美