これは筆者が経験した嫁姑問題です。同居している姑は私のことが気に入らず、家に友人を呼んでは大きな声で悪口三昧……。そんな姑に諦め半分の私でしたが、小学生の息子が思わぬ発言を!?

悪口が大好きな姑

私は夫・2人の息子・姑と一緒に生活しています。姑は孫は大好きで可愛がってくれるのですが、私のことはとにかく気に入らないらしく、いつもネチネチ嫌味ばかり言われていました。

姑は私へ聞こえるように大声で悪口を言うことが多く、家に友人を招いては「うちの嫁は……」と毎回毎回文句を言っているのです。当然この悪口は一緒に住んでいる私たちの息子にも聞こえていました。

悪口を言う理由は?

姑がここまで私の悪口を言う理由は簡単です……大事な息子を奪った女だから。夫には姉がいますが、親である姑とは折り合いが悪いため、その分夫を溺愛していました。

結婚の挨拶に行った時から、何となく敵対心のようなものを感じていました。一緒に暮らし始めてからは夫が私を大事にしていることが面白くないらしく、孫が産まれたあともネチネチとした嫌味は毎日のように続いていたのです。

友達を呼んでの悪口大会! しかし思わぬ反撃が……

ある日、姑はいつもの友人たちを家に呼んで、悪口大会が始まりました。姑の話はかなり盛られていたので、周囲のオバサマ達も、私を「どうしようもない嫁」だと思っていたでしょう。

しかし、そこに私の長男が学校から帰ってきました。姑とオバサマ達に挨拶をすると、息子はランドセルを置いて突然こう言ったのです。

「ばあば達は人の悪口が大好きなんだね。」

孫からの強烈なダメ出し

慌てたのは姑もオバサマ達も同じでした。息子は間髪を入れずに「学校の先生がね、悪口を言う人は心が貧しくてかわいそうな人だって言ってたよ。」「ばあば達は心が貧しいんだね。」と言ったのです!

いつも私の悪口を言っている姑を、長男はしっかりと見ていました。
そして長男なりに姑に対する意見を述べてくれたのです。

意地悪な姑のその後は……

その後、姑は驚くほど大人しくなりました。
一緒に盛り上がっていたオバサマ達もバツが悪いのか、まったく家には来なくなり、姑は1人でいることが多くなったのです。

長男も次男も、私の悪口を楽しそうに話す姑には嫌悪感を抱いていたようで、まったく姑に懐かなくなりました。
姑は夫に泣きついたそうですが、私から話を聞いていた夫は「それは母さんが悪い」と突っぱねたそうです。

まとめ

自分の大切な孫に見せてはいけない姿を見せてしまった姑……孫の言っていることが正論過ぎて、姑の味方をする人は誰もいないでしょう。

子どもに植え付けてしまった嫌悪感を、どのように払拭していくのか、これからが楽しみです。

ltnライター:RIE.K