子どもがいてもオシャレでいたい!
ママ友のA子は小柄で痩せているため、いつも周囲のママたちから羨ましがられています。
子どもが生まれるまではアパレルの販売員として働いていたので、自分がオシャレな自覚もアリ。
最近では子ども服を着るのにハマっていて、コーディネートに取り入れては「これ実は子ども服なんだ~(笑)私、チビだから子ども服でも着れちゃうんだよね♡」というのがちょっとした自慢でした。
少女が着ていたのは自分と同じ服で……?!
密かに「私のセンスもまだまだ捨てたもんじゃないな。子どもを生んでもそんなに体型も崩れてないし♡」と自負していたA子。
しかし、そんなA子を打ち負かす出来事が起こります。
その日、A子はいつものように子ども服を着こなして近所のスーパーに出掛けました。
そこで出会ったのは娘のクラスメイトの親子。
立ち止まって挨拶や世間話をしていると、A子はふと視線を感じます。
よく見ると、娘のクラスメイトの女の子が着ている服が、A子がその日着ていた服と全く同じだったのです。
現実に打ちのめされる
しかも、その子はスラッとしていてスタイルが良く、上手にその服を着こなしていました。
A子のコーディネートももちろん上手でしたが、明らかにその子のほうが似合っていました。むしろ、余計な飾りや気負いがない分、A子より服の魅力が際立っていたのです。
そのことを1番痛感していたのは、ほかでもないA子自身でした。
元アパレル店員でセンスがあるA子は、一瞬でその差を悟らざるをえなかったのです。
センスがあるからこそ……
これまで、サイズ的に子ども服が着られることを密かに自慢していたA子でしたが、この出来事で「やっぱり子ども服は子どものほうが似合うんだな……」と自覚したそうです。
センスがあるからこそ、ちょっとしたシルエットや皺の出方に差を感じてしまったのでしょう。
それからもA子の「好きなものを着る」スタンスは変わりませんが、子ども服が着られるのを自慢することはなくなったそうです。
大人が子ども服を着るのは決して悪いことではありませんが、A子なりに考え方が変わったのかもしれませんね。
まとめ
置かれた状況や体型は人それぞれ。1人1人が自分なりのオシャレを楽しめることが1番大切ですよね。
ltnライター:藍沢ゆきの