アクセサリー作りが趣味の筆者の知人女性。けれど、夫に心無い言葉ともに全否定され、傷付いていました。そんな時、ある出来事がきっかけで人生が急転!
今回は、モラハラ夫との別れに踏み切ることができた女性のエピソードを、ご紹介します!

夫に否定される日々

知人女性の趣味はアクセサリー作りです。ですが彼女の夫は、ことあるごとに彼女の趣味を否定してきます。

「どうせ作るなら、もっと美味い料理が作れるように練習すれば?」
「そんな派手なアクセサリー、お前には似合わないよ」
「材料費も高いし、金と時間の無駄だよな」

このような心無い言葉ばかり投げられ、知人女性も「趣味を辞めた方が良いのかな……」と思いつめるようになりました。

アクセサリー道を極める

そんなある日SNSに載せたアクセサリーの写真を見て、彼女の元に「購入したい」というダイレクトメールが届きました。

販売するつもりの無かった知人女性ですが、相手は「材料費も掛かっていそうですし、3万円でどうですか?」と持ち掛けてくるではありませんか!
3万円ならば十分に元が取れることもあり、今回初めて彼女はアクセサリーを販売することになりました。

「私の作品を、欲しいと思ってくれる人がいるんだ……」
お金を稼いだというよりも、自分の作品に価値を見出してくれる人がいることを知って、彼女の心は強く勇気づけられたのです。

これを機に知人女性は、夫の言葉は気にならなくなり、そのままアクセサリー作りに没頭していきました。

新たな人生スタート!

それからも知人女性はアクセサリー販売を続け、やがてそれだけで生計を立てられるようになりました。

「これなら離婚しても大丈夫」と確信した彼女は、思い切って夫に離婚を持ち掛けます。
最初こそ「離婚したくない!」と反論する夫でしたが、彼女の説得により最終的には離婚が成立しました。

アクセサリー作りを始めて自信が付いたからこそ、知人女性も夫にしっかりと意思表示を行えたのでしょう。
夫と離婚して1年後、彼女は新たな出会いに恵まれ、現在は再婚に向けて準備を行っているとのことです。

ちなみに2度目の結婚式では、自分で作ったアクセサリーを身に付ける予定だそうです。
彼女の作った世界に1つだけのアクセサリーが、結婚式に素敵な煌めきを添えてくれることでしょう!

ltnライター:六条京子