他人が持っているものは魅力的に見えるのでしょうか? 知人はおもちゃのお買い物中に、購入予定のおもちゃをママ友に横取りされそうになりました。その姑息な手口にあ然! 知人から聞いた筆者も驚いたエピソードをご紹介します。

おもちゃのお買い物中にママ友に遭遇

友人のA子がおもちゃ屋で買い物をしていると、ママ友B美に偶然遭遇。
そのとき、A子は会計前。購入予定のおもちゃを手に持っていました。

そのおもちゃを見たB美から「そのおもちゃ、いいね。色違いがないかお店の人に聞きたいから、ちょっと貸してくれる?」と言われたA子。
拒否する理由もないため、「いいよ」とB美に渡しました。

店員からの返答を聞いたB美は……

色違いの有無を店員に尋ねると、「こちらの1色のみです。在庫もなく、当店ではこれが最後の1個です」と言われてしまいました。

残念ですが、B美は諦めるしかありません。
ところが、ここからB美は驚きの行動を見せたのです。

B美の意味不明な主張にポカーン

店員からおもちゃを受け取ったB美は、「じゃあ、このおもちゃは私が買うね」とにこやかにA子に告げて会計しようとしたのです。
それを聞いて、慌てたA子。「私が先に手に取っていたでしょ!? これは私が買うから」とすぐに止めに入りました。

ところがB美は「まだ買ってないんだから、今おもちゃを持っている私に権利がある」と謎の主張をしてきます。

「色違いがあるか聞くために一時的に渡しただけ! 返して!」「人を泥棒みたいに言わないでよ! これは私の!」と言い争いをするA子とB美。すると、見かねたのか店員が近寄ってきました。

無事におもちゃを購入したけれど……

2人のやり取りから事情を察した店員は、B美に「先に手に取られたお客様のものです」と注意してくれました。
B美は「でも」「だって」とごねましたが、店員は首を横に振って拒否。
B美から睨まれましたが、A子は無事におもちゃを買うことができました。

そのおもちゃは限定品やレア商品ではなく、なぜB美がそこまで執着したのかは不明です。
他人ものが魅力的に見えるタイプだったのかもしれませんね。
帰り際に「ケチ」とB美に言われたA子は「どの口が言うか!」とキレそうになったそうです。

ltnライター:愉子